どうやったら株式投資が上手くなるのか？
もう何年もやってるけど全然上手くならない。
毎日新聞を読んで、多少経済に詳しくなったけど、株式投資に全然つながらない。
このような悩みを抱えている人はとても多いです。
初心者も何年かやってる人も、株式投資ってどうやったら上達するのか意外と分からないものです。
そこで、株式投資の基礎体力をつけるトレーニング方法を紹介します。
マーケット指標を書き写す。
たったこれだけ、最短5分、とても簡単。
それでいて自分のレベルアップがハッキリと感じ取れるので、是非やってみてください。
1日5分だけ株トレの時間をつくる
1日たった5分で結構、株トレの時間をつくってください。
株トレ=株式投資トレーニング・・・です。勝手に命名します。
どんなに忙しい人でもできます。
1日5分だけは、株トレに集中する時間をつくってください。
机に向かうのがベストですが、電車の中でもどこでもいいので、その時間だけは紙とペンを持って集中してください。
できることなら朝、株式市場が開く9時より前だと効果が大きくなります。
朝、時間が取れない人は昼でも夜でも結構です。
株価指数・指標を紙に書きこむ
5分時間をつくったら、超簡単なトレーニングを行います。
マーケット指標を紙に書きこんでください。
たったこれだけ。誰でも楽勝です。
書き込む指標は、こちらです。
- NYダウ工業株30種平均
- 米国S&P500種株価指数
- 米国ナスダック総合指数
- ドイツDAX指数
- 日経平均株価
- TOPIX(東証株価指数)
- 東証1部売買高
- 東証1部売買代金
- 米ドル/円為替レート
- ユーロ/円為替レート
- 日本10年国債利回り
- NY金先物
- NY原油先物(WTI)
これを毎日、カレンダーのようにして書いていきます。
朝に、前日の最新の数字を書き込んで、それを頭の片隅に置いたうえで一日を始めるととてもいいです。
下準備として指標ノートをこしらえますが、すぐにできます。
このくらい簡単なもので結構です↓
大学ノートでもチラシの裏でも何でも構いませんが、せっかくなので保存できるものがいいです。
ノートに書きこんで、引出しにしまっておくといいですね。
数ヶ月、数年後に見返すと貴重なデータになりますし、その時に自分がどう感じていたのか思い出すことができます。
たったこれだけのことですが、時が経つほどに宝になっていきます。
はじめはこちらの例のように少ない数の指標で全然OKです。
自分に負担がかからないようにしましょう。
熟練度に応じて指標を増やしていくとそれだけレベルアップしますし、ベーシックな指標意外でも自分の感覚とマッチする指標が出てきたりしますので、それを足してもいいでしょう。
新聞やインターネット、スマホアプリなどを見ながら、書き写して貰えればOKです。
それと注意点。必ず紙に書いてください。
エクセルなどに纏めると、なぜか吸収がよくないです。
直接筆で書くことで、何かが入り込むんでしょうね。
たったこれだけのことですが、継続が大切です。
習慣にしてしまうとより楽に続けられます。
何かを続ける方法はこちらの記事を参考にしてください。
株トレ効果で株式市場の状況が体に沁み込む
このトレーニングをやることで、あらゆるニュースや情報が株価指数と結びついて頭に入ってくるようになります。
経済の動きと金融市場動向が自分の中で無意識にリンクするんです。
それに、指標を書き込むときに前の日と比べて変化が大きいと気になります。
気持ち悪くて調べずにはいられなくなる・・・
そうすると当然知識の幅も広がりますし、気になるポイントは人によって少し違うこともあります。
自分が気になったけど、多くの人は気になっていないことを調べたりすると、直接チャンスメイクにつながります。
これを1ヶ月、3ヶ月、半年と続けたら、全く違う自分になっています。
今まではただの情報として漏れていたニュースが、投資材料に変わってくる。
株価指数とニュース・情報を比べるクセがつくので、株価の情報に対する感応度も分かってきますし、捨てていい情報も判別できるので勉強効率もあがります。
投資体質ができるというか、基礎体力が付くというか、体幹が強くなるというか、そうしたフィジカルトレーニングです。
実はこれ、証券会社の新人もやらされる訓練です。
ですが、続かなかったり、1年だけやって卒業しちゃったりといった人がほとんどです。
たまに10年、20年続けてる人がいますが、それだけの年数の相場を1日1日積み重ねて整理していますので、もう辞書みたいなおじさんです。
誰でもできる株式投資トレーニングまとめ
- 1日たった5分だけ株トレの時間をつくる。できれば朝がベスト
- 株トレ法はマーケット指標を紙に書きこむこと。少しでいいので続けてみる。ノートなど保存できるものがいい。
- 株トレをつづけると経済の動きと金融市場動向が自分の中でリンクするようになる。投資体質、基礎体力をつけることができる。
超簡単な方法なので、是非試してみてください。
これだけでも株が上達、市場についても少し語れるようにもなりますよ。
以下も参考記事です。株の上達を目指す方は合わせて読んでみてください。
併せて読みたい＞＞＞
株の勉強メニューはこれに集中⇒「株式投資の勉強はこれを繰り返せ。難しい方法論より基本のサイクル化」
コメント